
長寿音楽番組であるミュージックステーション(Mステ)。
これまで数多くのアーテイストが出演していますが、男性アイドルの出演は基本的にジャニーズばかりが出演していました。
今まで他にも人気のあったヒットを出した男性グループなどもいたのですが、不思議とMステには出演がなかったこともよくあったんですね。
それらの理由にはジャニーズ事務所が関わっていたとか。
ではジャニーズ以外でMステに出演できなかったアーテイストはどれほどいるのでしょうか。
・Mステに出演できないアーティストは誰?
・なぜMステに出演できないの?
・当時のジャニーズの力とは?
・今後ジャニーズ以外も出演できるの?
これらのことが気になるので今回は…。
・当時のジャニーズの力とは?
今回はこれまでMステに出演できなかったアーテイストや、なぜできなかったのかなどについて調べてみたいと思います。
Mステに出演できない忖度・圧力がかかったアーティスト一覧は?
Mステには多くのアーテイストがこれまで出演してきました。
しかし、男性アイドル枠としては基本的にジャニーズ以外の出演はあまりなかったんですね。
個人的にもMステを見ていても必ずジャニーズ一組は出演していますよね。
それ以外は女性アイドル、シンガーソングライターなどはいますが男性のグループなどはあまり見受けられません。
では、実際にこれまで人気があったにも関わらずMステに出演していなかったアーテイストを見てみます。
AAA(トリプルエー)
AAAは歌って踊れる男女グループですね。
全く出演のないわけではないですが、一時期出られないときもあったようです。
その理由としてはやはりジャニーズの影響が大きいようですね。
実はAAAメンバーには元ジャニーズのSKY-HIさんがいるのですが、その関係というよりも系統が似ているからだと思われます。
ジャニーズと違う部分と言えば女性もいることから全く出演がなかったというわけではないそうです。
ONE OK ROCK(ワンオクロック)
続いてはワンオクロックですね。
ワンオクロックも多くのファンがいて人気も高かったのですが、Mステには出演がありません。
ボーカルのTAKAさんが元ジャニーズで一時期NEWSメンバーだったこともありますが、わずか3か月で脱退と退所をしたため、その関係で出られないという噂もありますね。
ただワンオクロックはそもそもあまりテレビ出演をしていないのでMステに限らずそもそも出演する意思がないのかもしれません。
DA PUMP(ダパンプ)
DA PUMPも一時期Mステに出られなかったことがあります。
今でこそ、USAや新曲がでれば出演していますが、デビュー当時は大人気にも関わらずMステで見ることはなかったんですね。
やはりDA PUMPも歌って踊れるという部分、そして女性からも人気が高かったこともあり、ジャニーズ事務所から圧力があったそうです。
現在はメンバーも変わり、アイドルという枠とは違うようにも思うので出演できるようになったということでしょうか。
w-inds.(ウインズ)
続いてはw-inds.です。
w-inds.もデビューしてから出演が制限されていたそうです。
現在は二人ですが、デビュー当時は見た目もアイドルのような3人組で歌もうまいしダンスもできました。
ジャニーズ事務所としては脅威になると感じたのか、出演させないように圧力を加えたとみています。
実際に、ジャニーズ事務所の性加害を認める会見場でも名前が挙がっていました。
JO1(ジェイオーワン)
JO1は2019年にデビューしたアイドルグループですね。
JO1もこれだけ話題となっているのにも関わらずMステには出演していませんでした。
これも圧力と言われていますね。
INI(アイエヌアイ)
INIは2021年に結成されたグループです。
日本や韓国で人気のあるグループですが、まだ出演がありません。
このように若くて歌とダンスのグループに関してはジャニーズ側から徹底して局側に圧力をかけていたことが伺えますね。
BE:FIRST(ビーファースト)
BE:FIRSTは2021年にAAAのSKY-HIさんの手によって選ばれたメンバーで構成されたグループです。
オーデションの様子を放送されながら視聴者も一緒になってメンバーが決まる様子を見ていたりして話題となっていましたね。
そんなBE:FIRSTも結成してからMステに出演はありませんでした。
ジャニーズによるこれまでと同等の圧力、忖度でしょう。
しかし、ジャニー喜多川氏の性加害による記者会見の後になり、BE:FIRSTのMステ出演が決まったんですね!
ジャニーズ事務所は東山紀之さんが社長となり、これまでの制度を変えていくという話をしていました。
その一つとしてこれまでジャニーズ事務所が各局にかけていた圧力をなくしたということでしょう。
こんなにもわかりやすく影響がでてくるんですね…噂ではなく本当に圧力をかけていたことが証明されているように思いますね。
このような動きから、今後はこれまで出演のなかった様々な男性グループなどの出演が見込まれそうです。
当時のジャニーズの力とは?
先述したように、多くのグループが活躍しているにも関わらず大きな音楽番組に出演することができませんでした。
それだけ当時のジャニーズ事務所の力は相当なものだったことがわかります。
ジャニーズ事務所が「こうしなさい」と一声かければメディアはそれに従うしかない状態で異様ですよね。
メディアとしてはやはりジャニーズタレントを起用することで、視聴者も増えますしそのジャニーズで番組を制作することもできますしね。
ジャニーズに頼らずに活躍している人もこれまでジャニーズの力によって表に出ないままの方もいたのかもしれません。
ジャニー喜多川氏が亡くなったことによって、多くのタレントが退所する形が増えました。
それに伴いジャニーズの力も多少は落ちてきたのでしょうが、今回海外からの報道が無ければ変わらずだったのでしょうね。
なにより、ジャニー喜多川氏がもし生存していたらこのような状態になることもなかったでしょう。
今後はMステに関わらず多くの番組に圧力などなく、様々な人が出演できるといいですね。