
神戸市西区で6歳の男の子、穂坂修くんがスーツケースの中で亡くなっているのが発見されました。
容疑者として母親である穂坂沙喜、大地、朝美、朝華容疑者4人が逮捕されています。
この4きょうだいは修くんへの虐待、そして祖母にあたる自分たちの母親に対する監禁・障害容疑でも取り調べ中です。
初めの方の報道では母親の沙喜容疑者や弟の大地容疑者が修くんへの虐待をしていたような報道がありました。
ベランダに放置したり、縄を括りつけられて歩いていたという情報もあります。
その事実はおそらく間違いないと思いますが、しばらくすると神戸市のこども家庭局が対応していたことが判明しました。
そこでは過去に沙喜容疑者から「修君を一時保護してほしい」という相談があったそうです。
虐待していながら一時保護?というような疑問がわきますよね。
普通虐待をしていたらそういう状況を隠す人が多いのになぜ保護を希望したのでしょうか。
結果的に保護には至らずこのような結果となってしまったのですが、どのような背景があったのでしょう。
そこで今回は…。
・【神戸】穂坂沙喜の息子は障がいを持っていた可能性があった?
・縄を括りつけられた理由は?
以上、穂坂沙喜容疑者の息子である修くんについて少し調べてみたいと思います。
穂坂沙喜が一時保護を相談していた?
神戸市西区の草むらで近くに住む男児(6)の遺体が見つかった事件で、神戸市が、男児への虐待の兆候を把握していたことが23日、市への取材で分かった。男児の保育園から体にあざがあると連絡を受けた市は今年5月に男児と面会したが、あざは確認できず、一時保護には至らなかった。ただ、虐待の可能性が捨てきれないとして、今後の対応を検討していたという。
修くんへの虐待疑惑は以前からあったそうです。
今年の2月ごろから修くんは登園しなくなってきており、3月4月は少ししか行かなかったそう。
登園した4月20日に保育園で修くんの体にあざがあることがわかり、園から虐待疑惑で神戸市に連絡が入っていたそうです。
そこで5月になり面会した時にはあざは消えていたそうですが、母親の沙喜容疑者から「子供が育てにくさがあり、一時保護してほしい」という要望があったんだとか。
しかし結果的にその後沙喜容疑者と神戸市が話すことなく、祖母に「家族で見るので一時保護はいいです」という理由で断ったため一時保護はしなかったんですね。
結果的には修くんは亡くなってしまったのでこの時の対応が正しかったとは言えないかもしれません。
それにしてもこの行為ってどういう意味なのでしょうか。
一般的に虐待をしている家庭はそのことを世間には知られたくないという気持ちがあるはずです。
それこそ児童相談所の職員がきてやたら聞かれたりすることも多いですし、面倒ごとは避けたいのでしょう。
しかし今回は母親が「育てにくい」という理由で一時保護を希望しています。
育てにくい、というのは何か理由があったのでしょうか。
【神戸】穂坂沙喜の息子は障がいを持っていた可能性があった?
もしかしたら沙喜容疑者の息子の修くんには何かしらの障がいがあった可能性が出てきます。
一般的に「育てにくい子供」というのはこういうことだそうです。
・行動の問題を抱えている子供…攻撃的な行動、怒りの爆発、ルールや権威への反抗の行動問題など
・感情の調整が困難な子供…自分の感情を適切に制御したり表現したりすることが難しい場合がある
・高いエネルギーレベルを持つ子供…常に活動的で運動量が多いため、そのエネルギーをうまくコントロールすることが難しい場合がある
・高い魅力や関心を持つ子供…特定の興味や関心を持っており、それに集中することが多い。これにより、他の活動やルーティンに対して抵抗を示すことがある
「育てにくい」というのは人ぞれぞれの感じ方もありますが、一般的には上のような子供だと育てにくいと感じることが多いでしょう。
沙喜容疑者が「育てにくい」ために一時保護を希望したとなれば、それだけ精神的には追い込まれていることが予想されます。
もしかしたら修くんは発達障害などがあり、母親や家族などの指示がうまくいかないこともあったかもしれません。
いうことを聞かなかったり、何かしら育てることがきついと感じる状態だったとか…。
一時保護を要望したのも沙喜容疑者なりのSOSだったという可能性も考えられますね。
縄を括りつけられた理由は?
仮に修くんが何かしらの障がいを抱えていたとなると、少し納得してしまう部分があるんですね。
それが「縄に括りつけて歩いていた」という報道です。
外出する際はリードのような紐を付けられたりしていた姿が近所の住人に目撃されていたということです。
引用元:Yahoo!ニュース
外出の際にリードのようなものを付けていたということです。
これはもしかしたら「ハーネス」代わりだった可能性がありますよね。
もし修くんに多動の傾向があれば衝動的に道路などに飛び出す可能性があります。
そうなると6歳と言えどもかなりの力で走り出してしまうのでそれを防ぐために使っていたという考えにもなります。
「男の子がわーっと走ってきても普通の親なら止めたりダメとかいうけど、喋るだけで全然止めない。(積極的に子育てしてる感じではない?)なんかおかしいなという点はあった、お母さん大丈夫かなと思っていた。
変わった子で『助けてください』みたいな感じで、買い物に行って置いて行かれたのかなとも感じた」
引用元:Yahoo!ニュース
ワーッと走ったりしても止めないというのも、おそらくもう止めてもどうしようもない状態になっていたとか…。
目撃者も修くんのことを「変わった子」と表現しています。
もしかしたら近所の人から見てもやんちゃな子に見えたり、いつも叫んでいる子のように写っていた部分があるのかもしれないですね。
縄のようなものを括りつける行為もそういった背景があった可能性も考えられます。
ただだからと言って虐待していいという理由になんかなりません。
どんな理由があったとしても子供に対して暴力を振るうのはあってはいけません。
神戸市の事件、母親は5月に「子どもが育てにくい、一時保護して」とSOS出してる。その後保留に、結局は保護を断ったとあるけど、異様な環境のなか、母親なりに子どもを守ろうとはしたんだろうな…
引用元:Twitter
神戸の事件、母親が一時保護を申し出たならその時に連れてくれば良かったんだよ。そこが亡くなった子を保護できる最後のチャンスだったし、母親も子どもを何とか助けたかったんだと思う
あざもあって、保育園から通報もあって、母親が保護してくれって言ってるのにしない理由は、、?
虐待事件て本当に多いですよね…。
こんなつらい事件が亡くなってくれることを願うばかりです。